材料試験機

材料特性の究明に欠かせないさまざまな試験や検査の新技術を求めて、新素材時代に幅広く対応します。

材料試験は得られた基礎データをはじめ、さまざまな試験結果によってその材料がもつ諸特性をいかに適正に解析、判断するかにその目的がかかっています。“ 材料革命時代” といわれる昨今、基礎研究や基礎技術の確立が必須のテーマとして重視されますが、それらの基盤を支えている試験機・測定器は多くの分野でますます大きな役割を担っています。

テストベンチ

環境、燃費、安全、操作性など、複雑化・多様化する要求にお応えする最新の自動車開発に求められるツール。

エンジンをボディに載せた形に完成する前の段階において、台上で各種の機能を試験するための設備です。性能耐久性、ECU(コンピュータ)の試験、排ガス等のモード運転、模擬車両を運転するシミュレーションなど、フルラインナップ、ワイドセレクションでお客様のご要望に応じることが可能です。

DSPプラットフォーム

テストベンチ等、高速計測・制御、リアルタイムシュミレーションの要となる各種プラットフォーム。

DSPは計測や制御の信号処理の中核として使われ、モデルベースド開発を実現するための高品質なハードウェアおよび柔軟的かつ容易性のあるソフトウェアのフレームワークを明示させるものであります。高速演算処理装置としてDSP の中核となるプラットフォームは、その目的に応じて様々なタイプをご用意しております。

熱交換器

最適な熱環境のマネージメントに。

熱交換器システムは、エンジンの熱環境再現のため、現在のエンジン発熱量に対し、必要な熱収支をシミュレーションし、冷却量を制御するツールです。従来難しいとされていた冷間発進やモード走行時の複雑な温度環境の再現により開発の効率化に寄与します。

自動車排気ガス分析計

テストベンチとのコラボレーション。

シュミレーションベンチ、適合ベンチなど各種テストベンチにシームレスで接続可能な排ガス分析器です。

タイヤ転がり抵抗試験機

自動車の燃費効率に大きく作用するタイヤの転がり抵抗をISO28580 に準拠したフォース法で求める試験システムです。

タイヤ回転軸に取り付けられた6 分力センサーの精度、および再現性が非常に高く、タイヤラベリング制度の運用等に使用されています。

A/D・D/A 変換器(DAC)

半導体の超微細加工と制御を担っています。

大容量化と微細化が進む半導体製造において、回路の原版となるマスク作成のための光源も、レーザービームからより波長の短い電子ビームに移行しています。この電子ビームを制御するA/D・D/A変換技術をベースにして現今の微細化に対応した製品をお届けしております。